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◆音取りのコツ◆ |
〜バリトン〜 |
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○2小節目: |
前の小節の「たねまく」と同じ音で「ごんべが」と歌い出します。 |
その時の「ごんべが」の音が音階の「ソ」です。 その「ソ」の音からいったん 「ド」の音に跳躍し、また最初の「ソ」の戻ってくるようにすれば、2小節目を正 しく歌うことができます。(下図参照) |
音を聴いてみましょう→試聴 |
○4小節目: | ||
3小節目でバリトンとバスが繰り返して歌う「たねまく」は「ソ」の音です。 その前にテノールが歌っている「ごんべが」は「レ」の音です。 つまり、テノールの「レ」を受けて低く「ソ」を歌っているのですが、レ→ソ→シという音の流れを「ソシレ」の 和音をイメージしながらつかむと、4小節目の出だしの音(ごんべが)を正しく歌うことが出来るはずです。 |
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音を聴いてみましょう | ||
C歌詞をつけて音を聴いてみましょう→試聴 | ||
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4小節目の残りの部分「ごんべがパーラパラパラパラパラ」は、階名で読むと次の通りです。 →シシ・レード・シシシシ ここで使われている音は「シレド」の三音だけです。「シ」と歌い出していったん「レ」に上がり、「シ」に戻っ てくると考えると、難しくないと思われます。 この「シ→レ→ド→シ」という音の動きは、どこかで聴いたことがあると思ったら、『幸せなら手をたたこう』 の最後のフレーズ「ほらみんなで手(をたたこう)」のメロディーとそっくり。 「ほら」の「ら」を抜かして、「ほ みんなで手」と歌ってみると、「シ レレドシ」と旋律はまったく同じである ことがわかります。ですから、「ごんべがパーラパラパラパラパラ」が難しいと思われる方は、この『みんな で手をたたこう』の最後のフレーズを思い出して音を確かめてごらんになると良いかも知れません。 |
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音を聴いてみましょう |
@階名で→試聴 | A歌詞をつけて→試聴 |
○5〜6小節目: |
最後の5〜6小節は、「シ→レ→ド」「シ→レ→ド→シ」と三音だけで歌われていますので、4小節目を正 しく歌うことができれば、音をはずすことはないでしょう。 |